人生の3大支出の一つ、教育資金。
お子様の人数や進路によって大きく変わりますし、また進路がはっきりするまでいくらかかるかわかりません。

ここではお子様の人数による家計収支の違いを確認してみます。

【前提】 ・幼稚園～中学校まで公立、高校は私立、大学は私立文系 ・自宅から通学 ・数値は文部科学省H30年度学習費調査より。大学入学時には受験費用や入学しなかった学校への納付金等を含む ・住宅ローンは4000万円を返済中 ・支出（その他）には、帰省・旅行・家具家電購入・医療費・おこづかいなどを予備費として計上

見ると、世帯年収が700万円近くあるにもかかわらず、年間収支のマイナス（預貯金の取り崩し）が続いています。
ただこの程度であればそれまでの蓄えでしのげますが、この間に車の買い替えや大きな支出が続くと生活に大きな影響が出てくることになります。

教育費の累計は1100万円になります。

【前提】 上記お子様が1人の場合と同様

年間収支は100万円単位でマイナスが続いています。
これは奨学金、学資ローンを借りないといけないかもしれません。
上記と同様、大きな支出には注意が必要ですし、お子様が遠方の大学に進学するとなると仕送りの平均が年間100万円近くになりますので、これに対する備えも必要となります。

教育費の累計は2200万円にもなります。